月: 2023年11月
【3・4年生】大正琴教室
3・4年生は、今、地域ふれあい交流活動で、3回にわたって「大正琴」を習っています。
曲は「オーラリー」です。
4年生は、昨年も習ったので、今年はレベルアップしてメロディーパートを担当します。2回目の練習で、ほぼ演奏できるようになり、担当の先生方も「完璧!」と目を細めておられました。
3年生は、副旋律を担当します。初めて大正琴に触れましたが、先生方から優しく丁寧に教えていただいたおかげで、めきめきと上達していき、4年生とも合わせられるようになりました。
レッスンの様子
発表に向けて、3・4年生で合わせている様子
見守る先生方
来週は、いよいよお家の方を招いての発表会です。
美しい大正琴の演奏が披露できるように、がんばりたいと思います。
【5年生】家庭科「みそとみそ汁」の学習
5年生は、家庭科の時間に、栄養教諭の石田先生に来ていただき、「みそとみそ汁についてくわしく知ろう」という課題で学習しました。
味噌は、「大豆+こうじ+塩」でできています。
先生が作っておられる味噌や、こうじの実物を見せていただき、子供たちは香りや見た目、手触りなど五感を使って感じたことをつぶやいていました。
次に、みそ汁に入れる「だし」の学習です。
「かつお」「にぼし」「こんぶ」でだしをとった3種類の味噌汁を飲み比べ、色や味、香りなどを確かめながらどれがどのだしの入った味噌汁かを考えていきます。
「味わう前に、よく観察してみよう」
「この匂いはあのだしだね」
「色も少し違うよ」
など、グループで意見を出し合いながら推理し、見事正解していました。
最後に、だしの入っていないものも試飲し、だしが入ることで、旨味が出ることを実感していました。
また、自分の好みはどのだしかも話し合っていました。
味噌汁の秘密に触れて、興味をもった子供たち。今後、自分でおいしいお味噌汁が作れるように、実は何を入れるかやどんな手順で調理するかを計画していきます。とても楽しみです。
【6年生】地域ふれあい交流学習
6年生は、総合的な学習の時間に、本校卒業生の先輩から、現在就いている職業について話を聞く機会をもちました。
一人目は、看護師をしておられる方です。
看護師を目指したきっかけ。していてのやりがい、良かったこと、大変なこと、などを中心にお話をしていただきました。
患者さんに一番近い存在として、患者さんが元気に退院される時が嬉しい、と具体的な体験をもとに話をされ、子供たちは熱心に耳を傾けていました。
また、聴診器で友達の心臓の音をきく体験もさせていただき、お仕事の一端に触れることができました。
2人目は、美容師をしておられる方です。
仕事道具のはさみを見せていただいたり、実際に人形の髪の毛を切る体験をさせてもらったりしながら、「楽しいね」という感覚を味わわせてくださいました。
やめたい、つらいと思ったこともあるけれど、家族に支えられたり、お客さんからかけがえのない言葉をもらったりしたことで、自分の仕事が誰かの役に立っている、と誇りをもって頑張れるようになったお話などをされ、みな真剣に聴いていました。
白萩西部小学校を卒業し、今の仕事に誇りをもって日々頑張っておられる姿を見て、6年生の子供たちは、一人一人いろいろな思いをもったようでした。
地域の方から学ぶ、よい交流学習ができました。
学校保健委員会
今年の学校保健委員会のテーマは、「見直そう!つくろう!いきいきしせい!」です。保護者の方へのアンケートや、萩っ子の日頃の様子、「とやまゲンキッズ作戦」の結果をもとに、ピカピカマッスル委員の子供たちが発表をしました。
「萩っ子の気になる姿勢」
第1位は、メディアにふれているとき
テレビやパソコンを見たり、スマホやゲーム等をしているときの姿勢が崩れがちで、気になります。
第2位は、食事中
これは、保護者の方が特に気にしておられました。肘をついて食べたり、お皿を持たず、前かがみになったり、気になりますね。
第3位は、授業中や学習中
これは、先生方が特に気にしておられました。椅子の座り方や、字を書く時の姿勢も気になります。
姿勢が悪いと、
・見た目が悪い、元気がない
・やる気が出ない、疲れやすい
・視力が低下する
・肩のこりや腰が痛くなる
・身長が低く見える
などにつながります。
ここで、講師の山地延佳先生にバトンタッチをして、お話とストレッチを通して、姿勢について学びました。
人間の体の動く仕組みから教えていただき、とても勉強になりました。
おしりの上の方に力を入れると、美しい「きをつけ」ができるそうです。
また、椅子に座る時や、体育座りの時のポイントも教えていただきました。
早速、今日から気を付けて過ごし、元気いっぱいかっこいい萩っ子を目指したいものです。
学校給食かみいちの日
授業風景
1年生は、学級活動の時間に、養護教諭から「うんち」のお話をしてもらい、よいうんちを出すためにできることを、それぞれ考えていました。
2年生は、生活科の時間に、作ったおもちゃで遊んでもらうための、ルールや看板づくりをしていました。同じグループの友達とよく声をかけ合っていました。
3年生は、国語の時間に、食べ物について調べたことを、図を使って整理していました。ペアの友達と相談しながら、ノートに分かりやすくまとめていました。
4年生は、図工でパチンコゲームを作るために、土台作りをがんばっていました。図工の大好きな4年生です。
5年生は、ゆめ先生の授業がありました。Jリーグで活躍した元プロサッカー選手の秋元陽太さんが先生です。一緒に体を動かしたり、自分の夢をかなえていったことについて話を聞いたりしながら、楽しくそして自分の好きなこと・やりたいことについてじっくり考えていました。
6年生の国語と算数の授業風景です。みんな集中して先生の話を聞いたり、気付いたことを言い合ったり、ノートにまとめたりする様子が見られました。
学びを深める秋。
学習に向かう表情が、みんな生き生きとしています。
「おおかみこどもの森づくり」プロジェクト
上市町の森づくりプロジェクト「おおかみこどもの森づくり」に、陽南小学校のみなさんと一緒に参加しました。
最初に、林学博士の西野文貴さんから森づくりについてのお話を聞き、チームでのクイズに取り組みました。
〇×クイズは、よく考えないと分からないので、相談しながら答えを求め、正解したら大喜びをしていました。
場所を丸山総合公園に移して、ドングリの実を拾いました。拾った量をチームで競い合うことで、子供たちは夢中になっていました。細いものや丸いもの、種類もいろいろでした。
最後にポットの中に、ドングリを1~3個選んで埋めました。
上市の森がこれからも豊かで、暮らしやすい森になるように、子供たちが願いを込めて植えたドングリ。それぞれの家に持ち帰ったので、芽が出るのをのんびり楽しみながら成長を見守ってほしいと思います。
家庭学習がんばり週間の結果から
10/23~10/27は、「家庭学習がんばり週間」でした。
◆まず、取り組んだ時間です。1日の家庭学習時間の目標は、「学年×10分+10分」です。
カードに記入された1週間の平均学習時間をみると、全体の67%の子供が、目標時間より多く学習していました。特に高学年で達成率が高かったです。
また、全体の50%の子供が、1学期よりも学習時間を伸ばしました。
時間は、あくまでも目安ですが、その時間を「自分の力を伸ばすための学習時間」と意識して、集中して取り組むことが大切です。毎日の積み重ねが自分の力につながっていきます。
◆次に、取り組んだ学習内容(宿題以外)をみてみましょう。
☆1年生は、「ことばあつめ」に取り組んだ子供が多い。
☆2年生は、「読書」をよくしている。
☆3~5年生は、「計算練習」「テストの問題にもう一度取り組む」「Eライブラリー」「読書」など、自分で課題を決めて取り組んでいる。
☆6年生は、「自分の興味のあること・好きなこと」「読書」「調べ学習」「スポーツ」など、自分の興味関心を深めていこうと取り組んでいる。
◆子供たちの振り返りの声もみてみましょう。
★もっと読書をして、物知りになりたいです。
~読書は、知識を広げたり、想像力を豊かにしたり、心の栄養になったりしますね。
★勉強するのに、時間がかかって、大変でした。
~最初は時間がかかりますが、慣れてきたら、きっと速くできるようになりますよ。
★とてもいい時間を過ごせたと思います。
★自主学習は大事だと思いました。復習をした方が自分の身に付くと思ったからです。
★いつもはそんなに勉強していなかったので、たくさん勉強したいと思えて、よかったです。
~そう思えたということは、自分のためになるよい時間だったのですね。
★もっといろいろな学習に取り組んでみたいです。
★スポーツばかりで、机に向かう勉強をあまりしなかったので、次からは取り組みたいです。
★自分がいつもどのくらい勉強しているかが分かりました。
~次の取組につながる振り返りですね。
★毎日、目標時間を達成することができてよかったです。これからも70分以上勉強したい。
★目当てを毎日継続することで、苦手な漢字を覚えることができました。
~「継続は力なり」といいます。これからも、自分のペースでがんばりましょう。
「勉強しなさい」と言われて、いやいや机に向かったとしても、それは長続きするものではありません。勉強することが「たのしい」「自分の力になる」という実感をもつこと、自分なりの勉強方法をみつけることが大切です。今回の子供たちの取組の中に、自分なりの学習を進めていこうとする芽を感じました。
がんばり週間は終わりましたが、2学期末に向けて、子供たちがさらに力を付けていくことができるよう、励ましていきたいと思います。
ご家庭でのご協力、ありがとうございました。