家庭学習がんばり週間の結果から

10/23~10/27は、「家庭学習がんばり週間」でした。

◆まず、取り組んだ時間です。1日の家庭学習時間の目標は、「学年×10分+10分」です。
カードに記入された1週間の平均学習時間をみると、全体の67%の子供が、目標時間より多く学習していました。特に高学年で達成率が高かったです。

また、全体の50%の子供が、1学期よりも学習時間を伸ばしました。

時間は、あくまでも目安ですが、その時間を「自分の力を伸ばすための学習時間」と意識して、集中して取り組むことが大切です。毎日の積み重ねが自分の力につながっていきます。

 

◆次に、取り組んだ学習内容(宿題以外)をみてみましょう。

☆1年生は、「ことばあつめ」に取り組んだ子供が多い。

☆2年生は、「読書」をよくしている。

☆3~5年生は、「計算練習」「テストの問題にもう一度取り組む」「Eライブラリー」「読書」など、自分で課題を決めて取り組んでいる。

☆6年生は、「自分の興味のあること・好きなこと」「読書」「調べ学習」「スポーツ」など、自分の興味関心を深めていこうと取り組んでいる。

 

◆子供たちの振り返りの声もみてみましょう。

もっと読書をして、物知りになりたいです
~読書は、知識を広げたり、想像力を豊かにしたり、心の栄養になったりしますね。

勉強するのに、時間がかかって、大変でした
~最初は時間がかかりますが、慣れてきたら、きっと速くできるようになりますよ。

とてもいい時間を過ごせたと思います
自主学習は大事だと思いました。復習をした方が自分の身に付くと思ったからです
いつもはそんなに勉強していなかったので、たくさん勉強したいと思えて、よかったです
~そう思えたということは、自分のためになるよい時間だったのですね。

もっといろいろな学習に取り組んでみたいです
スポーツばかりで、机に向かう勉強をあまりしなかったので、次からは取り組みたいです
自分がいつもどのくらい勉強しているかが分かりました
~次の取組につながる振り返りですね。

毎日、目標時間を達成することができてよかったです。これからも70分以上勉強したい
目当てを毎日継続することで、苦手な漢字を覚えることができました
~「継続は力なり」といいます。これからも、自分のペースでがんばりましょう。

「勉強しなさい」と言われて、いやいや机に向かったとしても、それは長続きするものではありません。勉強することが「たのしい」「自分の力になる」という実感をもつこと自分なりの勉強方法をみつけることが大切です。今回の子供たちの取組の中に、自分なりの学習を進めていこうとする芽を感じました。

がんばり週間は終わりましたが、2学期末に向けて、子供たちがさらに力を付けていくことができるよう、励ましていきたいと思います。
ご家庭でのご協力、ありがとうございました。